昨日は、夜の１２時を過ぎた頃に曲のデモが一曲できたので
お祝いに（笑）、映画を見た。

衝動的に棚から「ニューシネマパラダイス」を取り出した。
たぶんこれで、十何回目かだと思う。

なんで、こんなに好きなのか…
たぶん、俺のノスタルジーを刺激するんだろうなぁ…

俺のシアター「パラディッソ」　　は、間違いなく駒川の「田辺キネマ」だな（笑）。
サンダー対ガイラも　大魔神も　ゴジラもガメラも　全部　ここで見た。
朝早くから並んだ。

いつも満員だったからね。
娯楽の少ない時代を支えた映画文化。
日本もイタリアも同じだったんだね。

当事の女性のファッションも懐かしい。
思い出すんだよ…
母親のツィードのコートのパラフィンの匂い…

初恋のくだりで、アルフレッドはトトに「青い瞳の女は手強いぞ。」って言うんだよ。
で、体重の重い女の足跡は深い。　だから、傷跡も深くなるんだってセリフが好き。（笑）

そして、故郷をあとにするトトに、アルフレッドは言うんだ。
「　一度村を出たら長い間帰ってくるな。
私たちを忘れろ。　手紙も書くな。　ノスタルジーに惑わされるな。
人生はお前が見た映画とは違う。　人生はもっと困難な物だ。」と。

そして、３０年ぶりに自分の家に帰って部屋に入ったときに流れる音楽。
最高だね。
俺なら、このBGMだけで泣ける。（笑）

そして、アルフレッドの葬式のために帰郷したときに
当時の恋人にそっくりな若い女性を見て思わず声をかけるシーンも好き。

俺にだって、人生の中でもう一度逢いたい…
いや　今の姿を見てみたいと思う女性は二人いる。

たぶん、見ない方が良いかもしれない…（笑）

そして、珠玉のラストシーン。
何度見ても泣ける。　理屈じゃない。　　　 (┬┬＿┬┬)(┬┬＿┬┬)

映画ってすばらしいですね。　さよなら…さよなら…さよなら… （＾▽＾）ｖ